指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

亡き母の遺作「名古屋帯」

5~6歳頃の記憶を元に刺しゅうをしている姿を描きました。

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高畑キクイ      

大正4年10月2日   享年101歳
15歳から18歳まで、京都で修行を積み富山に戻り地元の呉服店から依頼を受け、昭和26年頃までやっていたようです。

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時期早々 風の盆

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毎年八尾町で9月1日~3日の3日間開催される「おわら風の盆」は全国から多くの人が訪れます。昨年、妻と二人で、前夜祭を見に行き、おわら独自の雰囲気に酔いしれました。
帰り道、真っ暗な中、格子戸から温かい灯が、こぼれている光景を見た瞬間の残像が、頭からはなれずだんだんとイメージが膨らんできて次に描く作品の、イメージが出てこなく、少し早い風の盆となりました。

 

 

老人会の方に色紙プレゼント

【竹と椿】 【福鶴】

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【福来る】 【柚子】

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【長寿】 【招福】

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私の住む町内会から88歳以上の方に色紙をプレゼントしたいので書いてほしいとの依頼がありました。

期限は10日間で、6人分とのこと。

早速、製作にかかり、間に合うことができました。

老人の方が、これからも元気で、長生きをして欲しいとの願いを込めて書かせていただきました。

大沢野美術協会退会

日々、製作活動を続けていますが、今季をもって大沢野美術協会会員を退会しました。

私は以前から公募展や、賞を目指す絵は書きたくありませんし、そんな実力もありません。

また 体調も決して良いとは言えません。目の障害や癌との戦いに加え、最近はメニエール病の症状もありますが、決してそんな障害に屈しないで少しでも多くの人に、感動を届ける絵を描き続けて行きたいと思っています。

 

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最後の大沢野美術協会会員展

富山県民会館にて

 

少し遅れて製作開始

○我が家の愛猫(リンちゃん)です

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○道 達磨大師

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今年の冬は 雪が多く除雪に追われたり、またオリンピックに無駄に時間を削られ、体調の方も思わしくなく、ようやく製作活動を始めました。

まだ、色紙ぐらいしか描いておりませんが、少しずつピッチを上げて行きたいと思っています。

障害と向き合う

平成7年、私の目に突然、異変がおきました。周りの物が歪んで見えるのです 。
検査の結果、医師から黄斑変性と病名を聞かされ、現在の医学では治療すらできない難病で、このまま進行すれば失明すると告げられ、大きな衝撃を受けると共に、生活も一変しました。

その後も辛い日々が続き私生活にも不都合なことが増え、10年経過、久しぶりに検査を受けた結果、医師から進行が止まっていると言われ、失明はしないとのことでしたが、眼球の中央部が見えないというダメージは残りました。

 

諦めていた絵を描こうと決心しましたが、色弱もあり筆の感覚がつかめず、それでも描きたいと言う強い気持ちがあり、そこで自分に合った手法がないか、考え抜いた結果、指で描いてみようと思いました。


しかし 指導者もいなく、まさにゼロからのスタート!
試行錯誤を重ねた結果、人差し指と中指の腹の2本の指で描く手法を身につけました。

 

これからも、障害と向き合い、絵を描き続け、多くの人に感動と希望を届けて行きたいと思っています。

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世界遺産 五箇山相倉を描く

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五箇山には菅沼と相倉の2つの集落があり、これまで何度も訪れています。
合掌造りの中に一歩踏み入れると、部屋の中央に囲炉裏があり、ススで黒光りの太い柱がたくましく、歴史を感じ、見る人の心をとらえます。
貴重な文化遺産をこれからもずっと守り続けて
欲しいと願っています。

 

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数年前に【五箇山の昔ばなし】が出版されることになり、その挿し絵を依頼されました。
私にとって五箇山は、身近に感じて原稿文を読むと同時に映像が浮び、終始楽しく描くことができました。
現在も五箇山で、販売されています。