老人会の方に色紙プレゼント
【竹と椿】 【福鶴】
【福来る】 【柚子】
【長寿】 【招福】
私の住む町内会から88歳以上の方に色紙をプレゼントしたいので書いてほしいとの依頼がありました。
期限は10日間で、6人分とのこと。
早速、製作にかかり、間に合うことができました。
老人の方が、これからも元気で、長生きをして欲しいとの願いを込めて書かせていただきました。
障害と向き合う
平成7年、私の目に突然、異変がおきました。周りの物が歪んで見えるのです 。
検査の結果、医師から黄斑変性と病名を聞かされ、現在の医学では治療すらできない難病で、このまま進行すれば失明すると告げられ、大きな衝撃を受けると共に、生活も一変しました。
その後も辛い日々が続き私生活にも不都合なことが増え、10年経過、久しぶりに検査を受けた結果、医師から進行が止まっていると言われ、失明はしないとのことでしたが、眼球の中央部が見えないというダメージは残りました。
諦めていた絵を描こうと決心しましたが、色弱もあり筆の感覚がつかめず、それでも描きたいと言う強い気持ちがあり、そこで自分に合った手法がないか、考え抜いた結果、指で描いてみようと思いました。
しかし 指導者もいなく、まさにゼロからのスタート!
試行錯誤を重ねた結果、人差し指と中指の腹の2本の指で描く手法を身につけました。
これからも、障害と向き合い、絵を描き続け、多くの人に感動と希望を届けて行きたいと思っています。
生きることのむづかしさと尊さを知る
平成26年6月に癌が発覚し、検査の結果、残念なことにリンパに転移しており、その後1ヶ月半入院治療にあたりました。
その間、何人もの人、生きるために辛い治療を受けている姿を目前にして、これからの人生私も強い気持ちを持って、生きて行く決意をすると共に癌と戦って困っている人を、応援し励まして行こうと思いました。
4週に1度、定期的に外来に通い検査を受けています。
その間待ち時間を利用し、入院していた9階の談話室に行き、入院されている方に生きる希望と、病気に負けない強い気持ちを持って欲しいとエールを届けています。なかには、ありがとう! 頑張ります! と言って手を握り締める方もおられます。
人を励ますことで、自分も強くなければいけないと、言う気持ちにさせてくれます。 私は、医師ではありませんので、病気を治すことは、できませんが人の気持ちを少しは変えることができると思い、これからも続けて行きたいと考えております。
我が家の庭に咲く寒椿
大寒を迎え大変厳しい寒さが続いています。
雪の中、紅鮮やかに寒椿が咲き誇っています。
寒さに耐え、雪の重みに耐える姿と、散り際の潔さに残りの人生を寒椿のように生きたいと思っています。