指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

生きることのむづかしさと尊さを知る

 

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平成26年6月に癌が発覚し、検査の結果、残念なことにリンパに転移しており、その後1ヶ月半入院治療にあたりました。


その間、何人もの人、生きるために辛い治療を受けている姿を目前にして、これからの人生私も強い気持ちを持って、生きて行く決意をすると共に癌と戦って困っている人を、応援し励まして行こうと思いました。


4週に1度、定期的に外来に通い検査を受けています。
その間待ち時間を利用し、入院していた9階の談話室に行き、入院されている方に生きる希望と、病気に負けない強い気持ちを持って欲しいとエールを届けています。なかには、ありがとう! 頑張ります! と言って手を握り締める方もおられます。


人を励ますことで、自分も強くなければいけないと、言う気持ちにさせてくれます。 私は、医師ではありませんので、病気を治すことは、できませんが人の気持ちを少しは変えることができると思い、これからも続けて行きたいと考えております。