指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

くらしの記憶展

高畑さんが黄斑変性症というの病になったのが49歳。

お医者さんからは失明する、と言われていたのですが10年位経った頃、病の進行が止まり、ようやく希望の光が見えたそうです。


イラストレーターの仕事は辞めてしまったのですが、何かを描きたい、という気持ちはずっと変わらず。子どもの頃の記憶をたどりそれらを残そう、と思われたそうです。

 

絵が仕事だったので何も見ないでも描くことができるのですが、色がわからないので苦労されたそうです。

 

 

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小矢部市にあるディサービス「ビスケット」さんで、展示会をしたところ、ディサービスの利用者の方は昔を思い出し、感動されたそうです。普段はお話されない男性の利用者が熱く語られた等、絵を通して昔話に花が咲いたそうで、この春には他の施設への貸し出しが予定されているようです。

 

これからしばらくの間、このブログで絵とその絵の下に書いてある高畑さんのコメントを載せていきます。しばし、くらしの記憶を懐かしんでくださいませ。