指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

大沢野美術連合会青少年の芸術を育む会 郷土作家展 清流

5月26日から31日まで開催される「郷土作家展」へ、どの作品を出展しようか、考えておられます。

 

ブログのいいところは、ご披露できない候補作品もご紹介できるところ。候補作品4点、順に紹介させていただきます。

 

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清流

 

高畑さんは黄斑変性症という目の病を患われた以来、視界の中心部がほとんど見えません。現地でスケッチすることができないので、風景画は病になる前にご覧になった記憶を元に描いていらっしゃいます。

 

以前、イラストレーター、グラフィックデザイナーだった高畑さんは、鋭い観察眼で自然と向き合っていらっしゃっいました。だからこそ、現地に赴かなくても記憶だけでで風景を組み立てることができるのだと思います。