指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

川渕大成さんの記事

3月29日(日)の北日本新聞に、川渕大成さんが氷見伏木信用金庫旭ヶ丘支店で開催されているロビー展「笑展」の模様が紹介されていました。

 

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さて川渕さんですが、この春、富山を離れ県外の学校に行かれるそうです。

 

目のハンディを抱えつつ一人暮らしをされることに対し、親御さんのみならず、高畑さんも心配されていましたが、大成さんの意欲に押され、最後は応援するようになりました。

 

病の絶望を慰めたのが絵を描くこと。描いている内に、自分を見つめ、自信がわいてくるようになりました。そんな大成さんの絵の指導のみならず、心の支えとなっていた高畑さん。離ればなれになることで高畑さんは少し寂しそうにも見えましたが、心はつながりつづけていくものと思います。

 

「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」(高村光太郎

 

川渕さん、自分の人生というキャンバスに大胆かつカラフルな絵を描くため、頑張ってください!