指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

富山市大沢野文化会館 町制40周年記念鳥瞰図

大沢野町鳥瞰図は、平成6年12月に大沢野町(今は合併にて富山市になる)に贈られました。

 

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この絵を描き終わった辺りから、高畑さんは、目の具体が悪くなったそうです。眼科の診断結果は黄斑変性症。治癒を願い、病院を変えたりされたのですが、結局改善することはなかったそうです。

 

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今は目の中心部がぼやけて見えないので、このような精密画を描くのは無理となってしまいました。ただ、毎年八尾で開催されるアートフェス「坂のまちアートinやつお」が近づくと、決まって大きな作品に挑戦されます。

 

病に侵されても大きな作品を描きたい、という思いは変わらないようです。