指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

2017 獅子舞と芸文協の祭典

この春、閉館となる大沢野文化会館で「2017 獅子舞と芸文協の祭典」が開催されました。

 

f:id:yubitaka:20170205071815j:plain

 

大沢野地区の文化活動の拠点がなくなるのは寂しいことです。

f:id:yubitaka:20170205071933j:plain

 

今まで活動された多くの方が出品されるので、作品は1点のみ。

高畑さんは「雪つばき」を展示されました。

f:id:yubitaka:20170205072206j:plain

病いの告知を受けた後に、ご自分の心情を描かれた作品。

治療の際、お世話になった富山県立中央病院にも今回、同じ作品を寄贈されました。

作品の展示は、高畑さんが入院された9階を希望されたそうです。

治療やその副作用は辛いものですが、生き続け輝きたい、という思いが多くの方に伝わるでしょう。

 

9月の個展では多くの方にお越しくださいました。

f:id:yubitaka:20170205073811j:plain

こちらの会館での高畑さんの作品展示はこれが最後となります。