指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

坂のまちアートinやつお 2016 いよいよ明日から

「坂のまちアートinやつお 2016」がいよいよ明日から始まります。

 

昨年は20回ということで、記念本が刊行されたのですが、アーティストからのメッセージとして高畑宏さんも寄稿されています。

 

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高畑さんは、坂のまちアートが産声を上げた20年前、黄斑変性症という目の難病を患いました。失明する、と言われていたのに、10年経って進行が止まり、失明の危機を脱したそうです。

 

これを機に絵を描き始めたのですが、筆の感覚がつかめなかったことより、指で描く決心をされたそうです。

 

そして県民会館での個展を終えた頃、坂のまちアートinやつお」の存在を知り、是非とも参加したい、という気持ちが湧き出たそうです。

 

16回杉風荘、17回西町の高宗宅、18回の酔芙蓉庵からは川渕大成さんと共同出展という形となりました。

 

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本では、大成さんとの衝撃的な出会いや、共同出展を決めた経緯もかかれています。そこでは、師弟関係を越えた何かを感じてしまいます。

 

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そんな二人に会える三日間。いよいよ明日から始まります。

 

 

 

坂のまちアートinやつお

10月8日(土)-10日(祝) AM10:00-PM5:00