指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

河童天国

高畑さんですが、退院後も飲み続けている薬の副作用で、水墨画を描くのに相当苦労されているそうです。指で描く際、指の皮膚が弱っているため、紙に指をこすると痛む上に、巻き爪は圧がかかると激痛が走るそうです。

 

そんな中、前から描きたい、と思っていた河童を描くのが最近のマイブームとおっしゃっておられました。

 

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架空の生き物なので自由に描けるのが面白いようです。ただ、やさしく描けばアニメ調に、生々しく描けばオドロオドロしくなり、でなかなか思うようにならないようです。たくさんのボツ作品の末、ようやく納得できるようになった2枚だそうです。

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