指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

「坂のまちアートinやつお 2014」まであと二日

「坂のまちアートinやつお 2011」より

 

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毎年行っている実演コーナー。今年も予定しておられます。

 

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以前、富山県民会舘で個展を開かれた際、若い青年が親御さんに連れられて見えられました。その青年も目の病を患っておられたのですが、高畑さんの絵をご覧になったことで、生きる希望を持たれたそうです。お名前は川渕大成さん。

 

今回場所をお借りする西町黒崎邸では、1階に高畑宏さん 2階に川渕大成さんの作品を飾ります。

 

さて、絵は写真のように被写体を捉えるのではなく、自分の心の内側を描いていくものだと思います。特にお二人が描かれる絵は、目がはっきり見えた時に焼付けた記憶を、自分の心の中で熟成させたもの。写生したい、と思っても目の難病をかかえておられるお二人にはできないです。

 

以前、高畑さんから「まだまだ絵を描きたい!」とうかがったことがあります。筆では描けなくなり、指で描くようになってしまっても。

 

心の中の世界を皆さんにもお見せしたい!それが、お二人の描かれる絵なのではないか?と思います。

 

そのアート展まであと2日に迫りました。

 

「坂のまちアートinやつお 2014」は平成26年10月11日()~13日()まで越中八尾の町屋で開催しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「坂のまちアートinやつお」まであと二日となりました。