指先水墨画 高畑宏

黄斑変性症とつきあいながら指先で描き続ける画家

塗り残しで立体感を出す

水墨画の難しいところは、塗り残しによって明るい部分を表現しなければならないこと。

 

描く前からある程度、計算し、墨を落としていかねればなりません。

 

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樹の幹から根への表情、虎の背後など。効果的な塗り残しによって、作品が立体的に見えるように表現されています。