今年一年ありがとうございました。
今年もいよいよ一日となりました。
今年の高畑さんは、自分の作品を通して出会った方々を大切にする一年となりました。
今年閉館となる大沢野文化会館で開催した個展では、同じ病気に苦しんでおられる方を知り、個展後も励ましておられるそうです。
30年ぶりに再会された舘谷敬二さんとも親しくされていました。舘谷敬二さんは12月に逝去されたのですが、大沢野文化会館での9月の個展でも病身を押して会場に足を運ばれていました。事あるごとに舘谷さんのご自宅に遊びに行きお話しされたそうで、高畑さんは、とても寂しくされていました。
来年も高畑さんは指先水墨画を通してできた人の輪を大切にしていきたい、とお話されていました。
今年最後の絵は愛犬レンジ。
高畑さんのご自宅にうかがった際、いつもレンジを抱いて外に出てこられます。
では今年一年、お世話になりました。どうぞ、よい年を迎えください。
スクールミュージアム始まりました
「大沢野美術連合会 青少年の芸術を育む会」主催の小中学生作品展が本日より開催されます。
場所は市民ギャラリー滝
今回のポスターも高畑さんが担当されました。
今回の作品点では、展示の配置に凝ったそうです。時計の作品は、時計をイメージした配列に。
リズムを楽しむようなジグザグ型の配置もあります。
高畑さんのお気に入りは上滝中学校の水墨画の作品。
濃淡で上手く表現されている上に、大人顔負けの構図の作品もある、とおっしゃっておられました。
子ども達の作品を見るのは楽しい、と高畑さん。土曜日も会場にいらっしゃるそうです。
第3回スクールミュージアム
日時:2016年12月7日(水)〜11日(日)
午前10時〜午後5時(最終日は午後4時)
会場:市民ギャラリー滝2F
富山市八木山
猿倉山芝桜公園やLRT路線延長のイメージ図で楽しむ
第34回大沢野美術協会会員展、無事終了いたしました。
天候に恵まれなかったものの、多くの方にいらしていただきありがとうございました。
最近の高畑さん、病気の症状は安定しているようで、都市創りにも興味をもっておられるようです。
以前スキー場だった猿倉山森林公園ですが、芝桜を敷き詰め、猿倉山芝桜公園にしてみたらどうだろう?
とか、岩瀬から富山市中止部を走っているポートラム、セントラムなどLRTの路線を南に延長し、富山空港や陸上競技場まで伸ばせばいいのではないか?
など考え、イメージを描いて楽しんでおられるそうです。
先日は地元議員の方にこの絵をお見せしたところ、とても興味を持っておられた、とのことでした。
プランを言葉にするのは比較的簡単なのですがイメージしづらい。それに対し、このように図示されるとあたかも実現しそうに思えてくるから不思議なものです。
高畑さんはご自身の強みを活かし、いろんなプランを描いてみたい、と思っておられるそうです。
第34回大沢野美術協会会員展始まりました
第34回大沢野美術協会会員展始まりました。初日はあいにくの雨となってしまいました。
会場の大沢野文化会館は、来春で閉館となるため、こちらでの開催は最後となります。
管理がしっかりされているので、まだまだ現役として活用できそうなのですが、なくなるのは残念なこと。さらに会員の方にとって展示の場が一つなくなるのは辛いものです。
指先水墨画家 高畑宏さんは、二作品を展示されました。
一つは2ヶ月前、ちょうどこちらの会場で実演された作品。
清流に憩う
黄斑変性症でよく見えない高畑さんは、指先を使って作品を描いておられます。
実演という落ち着かない環境で描かれたのですが、かわせみがアクセントとなり奥行きのある作品となりました。
もう一つの作品はふくろうを描かれたもの
夜の使者
闇夜の中でふくろうが浮かび上がるように描かれています。
第34回大沢野美術協会会員展
会期:平成28年11月25日(金)〜27日(日)
午前9時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)
会場:富山市大沢野文化会館1階ロビー
第34回大沢野美術協会会員展
大沢野文化会館で第34回大沢野美術協会会員展が開催されます。
来春、閉館となる大沢野文化会館での開催「さよなら作品展」となります。
最後の作品展、おいでください。
会期:平成28年11月25日(金)〜27日(日)
午前9時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)
会場:富山市大沢野文化会館1階ロビー
若林美智子さんのご子息様の琴
先月の「坂のまちアートinやつお 2016」では、
高畑さんの会場に、胡弓の若林美智子さんがゲリラライブにいらしてくださいました。
その際、ご子息様がおわらを踊ってくださいました。
ご子息さんは琴を習っておられるそうで、先週土曜、演奏会が開催されました。
部員の中で男性はご子息さんだけだったようです。
競技会も兼ねていたそうなのですが、ご子息様の学校は準優勝だったそうです。
我が子のように応援されていた高畑さんは、残念そうにされていました。
坂のまちアートinやつお 2016 ありがとうございました
黒瀬邸での「坂のまちアートinやつお 2016」無事終了いたしました。
先月、大沢野文化会館での個展を終えたばかりなので、今回の出展では今までの作品をご覧いただくとともに、会話を楽しむスタイルとしました。
ちょうど一年前、実演で描いた鯉の絵。あの時は未完成だったのですが、今回はじっくりご覧いただきました。
北日本新聞で採り上げられた椿の絵。制作の思いを語ったところ、多くの方が涙を流しながらお話を聞いていかれたそうです。
(撮影場所:大沢野文化会館)
障害や病いを抱えていらっしゃる方も多く見えられたそうです。
「不安や辛いことはたくさんあるが、頑張って描き続けている。」
その言葉に多くの方が励まされ、勇気をもらった、と話しておられました。